皆さんこんにちは。Yubicoで日本を担当している大友です。今回は教育現場でのYubiKeyの活用方法をご紹介させていただきます。
スウェーデン中西部ヴェルムランド地方のアルヴィーカ自治体は教育分野のDXを進めています。45以上の学校と幼稚園に在籍する900名以上の教師やスタッフ、4000人を超える様々な学年の生徒を含めて、セキュリティーソリューションを導入する必要がありました。生徒の情報は特に機微な情報であるため、最高レベルのセキュリティが必要であり、かつリモート授業も増え、様々な情報がクラウドに保存されることも昨今の環境変化です。
課題
- 教師やスタッフに多くの知識を求めず、必要最低限のトレーニングですむこと
- 情報セキュリティや政府機関のガイドラインに沿うこと
- セキュリティレベルを均一にするため、システム集約も必要
セキュリティ製品を利用するユーザーが高度なIT知識を持っていることは稀です。誰でも簡単に利用できるセキュリティ対策でなければ、永遠に解決には至りませんよね?
解決策
- GoogleワークスペースとYubiKeyを組み合わせて、クラウド環境利用と多要素認証を実現
とてもシンプルな解決策です!予算や工数、利便性や管理性を考えると、Googleワークスペースのリスク評価結果がセキュリティガイドラインより高く、構築・管理といった運用面でのメリットも大きいという結論に至りました。そして、YubiKeyを認証キーに利用することで、ユーザーがフィッシングやアカウント乗っ取りにあう危険性も排除でき、利便性も高く、セキュリティレベルも高いデジタル教育環境を構築できました。
結果として教師やスタッフはYubiKeyを利用してハイレベルな二要素認証を利用しています。満足度も高く、セキュリティ事故や情報漏洩を過分に意識することなく、生産性の高い業務を遂行できることになったとのことです。
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