本記事は、2022年1月に日本ヒューレット・パッカード合同会社との共催で行った“本人認証をより安全にスマートに実現する”ため認証対策セミナーに関するアフターレポートとなります。ゼロトラスト時代における認証のトレンドや多要素認証プラットフォーム「HPE IceWall MFA」と多要素認証デバイス「YubiKey」の組み合わせによってどのように本人認証の安全性と利便性を向上させるのか、またどんなシーンで効果的に活用できるのかについて対談形式でご紹介しました。なりすまし・不正アクセスへの対策として多要素認証を取り入れる際の利便性や将来の拡張性など、考慮すべきポイントの参考になれば幸いです。
開催概要
日時: 2022年1月26日(水) 13:00~14:00
開催: Zoomウェビナー
主催: 日本ヒューレット・パッカード合同会社
協賛: SCSK株式会社
プログラム
講演① 13:00-13:15 | やぶられない認証をYubiKeyで! 多要素認証ではさまざまな認証要素が利用できますが、その中でもYubiKeyは誰にでもわかりやすく、誰にでも利用しやすい物理セキュリティキーとして世界中で使われています。あらゆるものが電子化・アプリ化されていくのに、なぜ物理キーなのか?他の多要素認証方式と比べてどう違うのか?といった疑問を解決し、鉄壁の認証を実現するためのエッセンスをご説明しました。 Yubico Vice President Sales, Japan and Korea 大友淳一氏 |
講演② 13:15-13:30 | クラウドサービスも社内アプリもマルっと統合認証できるHPE IceWallMFA リモートからも社内からも、安全にクラウドサービスや社内Webアプリケーションにアクセスできる認証システムについて、HPE IceWallMFAの最新事例と共にご紹介しました。 日本ヒューレット・パッカード合同会社 Pointnext事業統括IceWallビジネス推進部 プロダクトマネージャー喜讀ゆかり氏 |
対談セッション 13:30-13:50 | YubiKey+HPE IceWallユースケースから考えるYubiKeyを活用したシングルサインオン クラウドサービスへのアクセスに多要素認証を取り入れたい、リモートから安全に社内アプリケーションを利用するためには?共有端末、どうやったら安全に使えるの?そんな悩みにお応えします!本セッションでは対談形式で、HPE IceWallMFA とYubiKeyを組み合わせたソリューションが活躍するシーンをご紹介しました。 Yubico Vice President Sales, Japan and Korea 大友淳一氏 日本ヒューレット・パッカード合同会社 Pointnext事業統括IceWallビジネス推進部 プロダクトマネージャー喜讀ゆかり氏 SCSK株式会社 ITプロダクト&サービス事業本部ネットワークセキュリティ部 相良洋碩 SCSK株式会社 ITエンジニアリング事業本部エンタープライズ第二部 西口朝貴 |
セミナー総括
●ゼロトラストセキュリティの概念が広まり、認証においてもアプリケーションやサービスへのアクセス毎にすべてのユーザーIDやデバイスに対してアクセス権限の有無を検証する時代に。(=多数の認証に伴うユーザー負荷増大やID使いまわしが課題)
●一般的にセキュリティと利便性の間にはトレードオフの関係があるといわれている。しかし、シングルサインオン(SSO)と多要素認証(MFA)を組み合わせることで利便性と安全性の両立が可能。
●安全性と利便性の両立を目指し、パスワードレス+認証強化を可能にする最新のオンライン認証方式「FIDO2」も注目を浴びている。
●IceWallは日本ヒューレット・パッカード社が国内で開発した認証ソフトウェアで、オンプレミス環境とクラウド環境をシームレスにつなぐシングルサインオン(SSO)機能とFIDO2認証にも対応可能なセキュリティ性を併せ持つ。
●IceWallへのログインにFIDO2対応のセキュリティキー「YubiKey」を使用することで、利便性とより強固なセキュリティの両立を可能に。
●IceWall+YubiKeyが効くユースケース
①クラウドサービス・社内Web アプリケーション群の効率的な認証強化
②リモートワークにおける認証強化
③共有端末での個人認証強化(小売業等のサービス業店舗/学校/自治体/コールセンター等)
④携帯やスマートフォンを持ち込めない環境における認証強化
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